細長く薄い手割り板を葺き重ねた木羽のような瓦。
汀に寄せるさざなみのような柔らかい谷の連続が、雨の道として仕事をしつつ、光の角度による陰影の変化で屋根に豊かな表情をつくる。
柿(こけら)葺き,木賊(とくさ)葺き,栩(とち)葺き…
中世以降、社寺建築や書院,客殿に用いられてきた木の屋根。
日本建築を上品な風格で魅せるこれら木の屋根を、一枚一枚を銀古美特有の寂び感ある豊かな表情で焼きあげた、耐久性の高い「木瓦」が再現する。
棟積みは従来の和瓦で表現出来るあらゆる仕様をもって、建築のシルエットを多様にデザインする。
また、欧州の伝統建築のように急勾配や曲面屋根においても、木瓦はあらゆる制約と固定観念から解放し、設計者のイマジネーションを実現する。
(*施工方法等については要相談)
銀古美 木瓦 −kigawara−は、日本の風景に懐かしくも新しい、そして上質で風格ある佇まいを創る。
施工例ギャラリー
淡路島店舗
photo © 塩谷 淳
香川店舗
鳥取サウナ
広島の家
photo © Nacasa & Partner
淡路島 道の駅
岡山の家
倉敷の家
Spec
地瓦 | 袖瓦 | |
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size(mm) | 390 x 190 x 15 (±3mm) | 390 x 285 x 15 (±3mm) |
利き幅・葺き足 | 利き幅 190 × 葺き足 150 [±3mm] | 利き幅 285 × 葺き足 150 [±3mm] |
質量 | 2.4kg/枚 | 3.2kg/枚 |
葺き枚数 | 約35枚/㎡ | - |
地瓦
袖瓦
仕様図
※推奨勾配6寸以上(6寸以下については要相談)