人と人が並んで、あるいは向かい合って土の上に坐る
“坐る” とは、まさしくそんな姿を描いた文字･･･
土の上、草の上、そよぐ風を感じながら大いなる大地と繋る喜び
刻々と過ぎ去る時間の流れに、ふと忘れがちになる一番大切なモノ
膝をつき合わせ、はたまた肩を並べ、ゆったりとしたくつろぎのひとときをもう一度･･･
坐るよろこび、坐る楽しさ、坐る場所のある幸せ･･･
そんなごく当たり前の日常を取り戻す、四季折々の風情で描いた極上の “粋”
古美た風合いを再現した特殊な焼き方で、多孔質な構造が生む瓦本来の調湿効果を
最大限活かした圧倒的吸水力が、グラスの結露を魔法のように吸収します
瓦屋根の家が涼しいのはまさしくこの効果･･･
徒然草「家のつくりやうは、夏を旨とすべし」
高温多湿なこの国において永く続く先人の知恵、日本建築の良さをこの一枚の瓦坐を通して改めて体感してください
卓越した手仕事が、オリジナルデザインのご依頼にも一枚から柔軟に対応します
またGallery土坐では、本格瓦コースターづくり体験も出来ます
世界に一つだけのオリジナル瓦コースターづくりに是非チャレンジしてください
SERIES
桜坐・藤坐
花を愛でる…、風を感じる･･･
ゆったりとした時の流れにココロを遊ぶ･･･
なんともあたたかくおだやかな光は
ほんのりやわらかな薄紅色にさえ映る･･･
そんな春の日のくつろぎのひとときに
繊細な粋瓦をあしらったテーブルアレンジを･･･
紫陽花坐・桔梗坐
真っ青な空と海･･･、輝く太陽･･･、風にゆれる緑･･･
ふりそそぐ日差しは限りなく
空の涙はひたすらに、輝く星たちは永遠に･･･
夏…そんな一生懸命な自然の営みに
大きく包まれる喜びを、いま一度かみしめてみる･･･
そういえば、あの夏の日の思い出･･･
誰もがつづるそんなワンシーンを演出する一枚の瓦坐･･･
紅葉坐・銀杏坐
すがすがしい風、冷たさを感じ始める水
見事に染まる大自然のアート
誰もが季節のせいにしたがる物悲しさ･･･
そんな様々なココロ模様が織り混ざりつつも
この美しくはかない時の流れに身をゆだねる･･･
そんな夜長なひとときの語らいに･･･
しっとりと坐す一枚の瓦物語･･･
南天坐・雪ノ結晶坐
凛とした空気･･･、揺れる白い息･･･
木々のざわめきは木枯らしの仕業
窓から差し込む角度の低い光の向こうに目をやると
そんな白の似合うまるで清められたかのような世界が広がる
舞い散る雪は天からの贈り物･･･
この至極洗練された雰囲気に
いぶし銀のテイストをあしらう上品な気配りを･･･
